徒然雑記帳

ゲームプレイを中心に綴っていくだけのブログ。他、ゲーム内資料保管庫としてほいほい投げます。極稀に考察とかする…かな?お気軽に読んでいってください。

創の軌跡 黄金蝶の謎

ということで、昨日の続きです。

イリアさんとそっくりな黄金蝶……果たして誰なんだ?

ということで、雑で適当な考察をば。

 

イリアさんの謎な点

・いつデビューした?

・家族は?

・出身は?

・ていうか来歴が謎

 

黄金蝶の謎な点

・全部だ

 

・いつデビューした?

 アルカンシェルが出来たのは1204年から20年ほど前(ホテル・ミレニアムのアーロンが使用人頭になったのと同じころ)。イリアさんがいつからアルカンシェルに所属しているのかは不明だが、3年ぶりに帰ってきたロイドにはイリアの出演の記憶はなく(少なくとも見た公演には出ていない)、ランディは知っていたのを鑑みると、1201年(ガイが死んでロイドが共和国に引っ越した年)~1202年(ランディがクロスベルに流れ着いた年)かな?

 

・家族は?

 イリアさんの住居は西通り随一の高級アパルトメント、ヴィラ・レザン。現在のスターっぷりからすれば別に住んでいてもおかしくないが、まさか子供の頃から住んでいたわけではあるまい。が、後述の通りセシルとは10年来の付き合いだそうなので、少なくとも1194年には西通りに住んでいた模様。となると、当然家族もいたはずだが……。

 イリアさんのリーシャやシュリに対する入れ込みっぷりから、孤児か、それに類する出自なのか?

 ただそういう場合は、「イリアさんを拾った人」がいることになるが……。今の所あり得るのはアルカンシェルの団長だろうか?ただ劇団長は「イリア君」呼びで「家族」って感じではないかな。

 

・黄金蝶側からの考察

まず、黄金蝶が執行者になったのは「月光木馬團」壊滅の時なので、1194年頃(1206年の12年前)。

イリアさんはセシル姉と日曜学校以来10年来の付き合い(1204年)だそう。

セシルは1204年2月時点で23歳(同時期のロイドより5歳年上)なので、仮に同い年だとすると、10年前は13歳。

もし黄金蝶=イリアさんなら、加入後すぐにクロスベルに送られ、封聖省嫌いとはいえ権威あるエラルダ大司教がいる教会という結社の敵対組織の日曜学校に通ったことになる。一応、年齢的な矛盾はない、かな。

 

同じ暗殺組織出身のシャロンさんは1206年時点で25歳(閃Ⅲ公式)=同い年。

流石に苦しいんじゃないかなぁ。シルエット的にはシャロンさんより年上っぽいのでは?

 

あともう一つ、零でのヨルグ老人の言葉がありますね。

「(建前とは言え)盟主は執行者を派遣しないし、法王は騎士を派遣しない」らしいですよ。もっともレンには「おじいさんの工房がある時点で怪しいものだけど」と返されてますがね。

 

ヨルグに関しては、アルカンシェルに舞台装置を提供しているというのもありますね。あの偏屈な老人が提供するって……と思わなくはないです。

 

・リーシャ

 リーシャはレンに「なぜあなたみたいな人が今までスカウトされていないか不思議」と言っている。もしも黄金蝶ならスカウトするために近くに置いていた、というのはありえなくはない。もっとも、その場合、確かにリーシャはイリアに心酔しているが、リーシャが闇から抜け出す一因にもなっているので空回っているが。

 

・(元)執行者たち

 ヨシュア・レン・シャロンの言動。レンは長くクロスベルに滞在しており(零)、当然イリアの顔は知っていると思われる。また、アルカンシェルに装置提供を行っているヨルグと懇意にしていた。にもかかわらず言及はなかった。まあレンが執行者になったのはヨシュアがブライト家に引き取られた後(1197年以降)っぽいので、イリアさんは既にクロスベルにいたが。

 ではヨシュアはどうか。ヨシュアは1192年の百日戦役以降、教授に「調整」されるまで心が壊れていた。気にかけてくれていたリアンヌの記憶はあるようだが、やはり微妙か。少なくとも、覚えていたら今のヨシュアは情報を提供しているはずである。特に親しい仲の特務支援課と仲がいいイリアならなおさら。

 シャロン。彼女は同じ組織出身であり、顔も知っているはず。一応まだ結社にも籍を置いていた閃Ⅲの時はまだしも、完全脱退した閃Ⅳでクロスベルに行ったときは真っ先に忠告してもいいはず。

 シャーリィ。戦闘狂の彼女が反応しないというのはありえたのだろうか?仮にリーシャにお熱だったとしても、嗅覚は相当あると思うのだが。

 

・金の太陽、銀の月

 イリアとリーシャの対比と思えるタイトルですが、髪色だけ見ればイリアさんと黄金蝶にもあてはまる?

 

 

一旦まとめ

・イリアさん=黄金蝶と言える根拠

 ・時系列(セシルと同い年ならまあありえる・セシルと知り合う前の経歴が不祥)

 ・市内に身内が確認できない

 ・常人とは思えないパフォーマンス

 ・髪色以外一致してる

 

・イリアさん≠黄金蝶と言える根拠

 ・日曜学校なんていう、結社の仇敵の場所に通ってた

 ・(幻炎計画まで)建前だとしても任務で執行者は派遣されていない

 ・イリアさんとシャロンさんは(セシルと同い年なら)同い年

 ・ヨルグ老人は特に言及することもなく、アルカンシェルのファンとして舞台装置を提供している

 ・これまでクロスベルに来訪した(元)執行者たちは言及していない

 

まあ例によって結論なんて出ないのですが、個人的にはイリアさんではない、かな。

 

・黄金蝶はイリアさんの身内・クローン?

 ただ言っても黄金蝶とイリアさんがそっくりなのも事実。

 じゃあお前誰なんだよ、ということで、このパターン。そもそもこいつ、仮面被ってるのよね。仮面と言えば……地精よな!

 黒の工房自体はⅣでアルベリヒが死んだことで機能停止したかもしれないが、そもそも結社には改造・改良・改悪大好きノバルティスがいる。技術は確実に吸収しているでしょう。であれば、仮面を用いることはできる。

 イリアさんのクローンとすると、色々おかしくなる。なんで作る必要があるのか、とか。そもそもそれを暗殺組織にいれて、あとから引き抜いたのか、とか。

 

 ・仮面で操れる人員を木馬團に入れて内部から壊滅させた?

 組織を瓦解させる手段として、内応させるというのはまあよくある話。特に結社勢は当時マクバーンやレーヴェがいたと言えど新興勢力で数もいなかったはず。ならあり得る手ではある。

 

 ・黄金蝶はイリアさんの身内?

 例えば、シャロンさんの姓、クルーガーは木馬團で用いられる屋号だったという。であるならば、逆に血統で受け継いでいた一派のようなものもいたのかもしれない。

 組織が瓦解したとき、イリアさんだけを逃がし、自分は結社に降った……。

 その後、ひっそり援助してたけどそれがバレて仮面をかぶせられた……。

 なんていうのはどうでしょう?

 似ているのは……双子とか?

 この場合はイリアさんに家族がいないのもセシルさんと付き合いが始まった時期も説明がつくと思うのですが、いかがでしょ?

 

 

こんなところで、では。