その他書物(エレボニア)
――『ディストピア』という言葉をご存知だろうか? 昨今、所謂“革新派”とされる勢力の言説によれば、旧態依然たる貴族体制を批判する際、それに代わるものとして皇室を頂点とした平等な身分制度と、強い国家としての充実を最優先すべしといった主張が見受けら…
【開戦】 七耀歴1205年11月3日、ノーザンブリア自治州南西の国境に位置するドニエプル門を突破する漆黒の影があった。サザーラント領邦軍司令《黒旋風》ウォレス・バルディアス准将が駆る黒い重装機甲兵ヘクトルである。搭乗者と同じ得物である巨大な…
帝国には伝統的なボードゲーム、カードゲームの数々があり古くは貴族の嗜みとして、庶民の気晴らしとして愛されてきました。近年そういった文化を背景に新たな対戦式カードゲームも生まれており、本著では古今東西の代表的ゲームを紹介していきます。 【チェ…
エレボニア帝国最東端に位置するクロスベル州は、昨年の正式併合を経て、私たちにとってより一層身近で訪れやすい地域となりました。国際的な貿易・金融都市として知られる同市ですが、市内の観光スポットは数多く、また市外にも多彩な観光名所が存在します…
『最新機甲兵年鑑(1206年版)』 機甲兵(パンツァーゾルダ)が世に披露されて2年、帝国が誇る天才導力学者G・シュミット博士の設計によるこの人型有人兵器は、当初貴族連合軍の切り札的存在だったが、内戦後に帝国正規軍でも正式採用され、さらなる進…
『帝国鉄道史 導力革命後の五十年』 五十年前の導力革命がエレボニア帝国に与えた影響は、他国に劣らず大きいものであったが、その中でも『兵器』と並んで特筆すべきものは『鉄道』であるだろう。 それまでの帝国における交通手段といえば、徒歩・馬・船の三…
今後の投稿予定をば取り急ぎ…というのは建前で、いっつも記事投稿は予約でやってるんですが、その時カテゴリー分けするのに公開した記事しかカテゴリー判定してくれないんで、タグをごちゃまぜにしたものを置かせていただきたい(笑) あ、ちなみに動画をあげ…