徒然雑記帳

ゲームプレイを中心に日々のことを綴っていくだけのブログ。他、ゲーム内資料保管庫としてほいほい投げます。極稀に考察とかする…かな?お気軽に読んでいってください。

プレイ動画 ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡 第2章 救出

 

 動画はこちら

 

 山賊に攫われたミストとヨファの救出戦ですね。この辺まではまだ「今回は傭兵団中心で行こうかなぁ」とか思ってた気がします。

 まあ傭兵団以外が入ってくるのまだまだ先ですけどね!

 FEHを恒常的にやっているせいでちょっと通常のFEの感覚がなまってます。行動範囲とか……。

 この章の見所はやっぱり最後のシノンさんですかねぇ。カッコいいですよね。そりゃあ弟子になりたいとも思うわ。

 

 

人でなしのエドガー 第4巻 「蛍火の行方」

 町から数アージュ離れた一帯に広がる、ル=ロックル渓谷。切り立った両側の崖が、深く細長い谷を形作っている。そのせいか、朝とはいえ絶壁の谷間は薄暗かった。

 ふと、外界と遮断された感覚に陥る。

「空が、狭い」

 遥か頭上を、2羽の鳥が横切って行った。

 彼らが飛んで行く先を見上げ、ぼくは昨日の彼女との会話を思い出していた。

 

 

 

 

「お2人は“ホタル茸”って知ってますか?」

 夕食を食べていると、クレムがそう尋ねてきた。

「見たことあるぜ。食ったことはないけど」

「それってホタルなの? キノコ?」

 ぼくの発言に、口に含んでいた水を噴射するヘンリー。

「キノコだよッ。キノコ生やしたホタルって気色悪いだろ」

 そんな珍味もあり得そう、と思ったことは声に出さない。

「実は、珍しい食材を使った新作メニューを考えていて。

 試作品ができたら、食べてくれますか?」

「もちろんです」

 ヘンリーが呆れたようにぼくを見る。

「即答かよ。とんだゲテモノかもしれないぞ」

 その台詞に、クレムが珍しくむきになった。

「絶対においしい料理にしてみせます」

「だけど、この町じゃ手に入らないだろ?

 どっかの市場まで行けば手に入るかもしれないが。

 仕入れの度にいちいち買いに行くつもりか?」

「そ、その辺は、もう少し作戦を練るところです」

 と、足早に奥へ下がってしまった。

「言い方が厳しいよ、ヘンリーは。

 本当にこの辺りじゃ手に入らないの?」

「どうだろうな。渓谷地帯には森があるし、もしかすると」

 素早く立ち上がったぼくだったが、瞬時に反応したヘンリーにタッチの差で捉まってしまった。

 

 「明るいうちに行くなら良し」と条件を出され、今朝からこのル=ロックル渓谷へやって来ている。そびえる絶壁は少しずつその幅を広げていき、ぼくを取り囲むのは青々とした森へと変わっていった。

 ヘンリー曰く、キノコは「木陰や朽木に生える」。その条件に合う場所はすべて確認し、傘状のそれらしき物体は残らず採取した。おかげで担いでいる袋は結構な重さになってきている。

 万が一ホタル茸を見つけられなかった場合は、代わりにこの大量のキノコを渡すつもりだった。

 

 

 歩き続けていると視界が開け、穏やかな小川が現れた。陽の光がよく差し込んで、水面がキラキラと輝いている。木々には小鳥やリスの姿もあった。

「絵になる、ってこういうことを言うのかな」

 日頃、財団の一員として働いている間は、まず出会えないような美しい景色である。

「ほう。こんなところに観光とは珍しいの」

 草を踏み分ける音と同時に姿を見せたのは、初老の男性。

「1人旅か? 傷心旅行か? それとも、何か探し物かの?」

 じっと見つめるぼくの眼差しに、白髪頭の老人は尻込みした。

「……コホンッ。ワシはここにキノコ狩りへ来ていてね。

 ところが、見るとこ見るとこほとんど抜き取られておる」

 揺るがないぼくの眼差しに、老人の目が泳ぎ始める。

「……ゴホンッ。おや、君が担いでいる袋はなんだね?

 それって、もしかするとしなくても、キノコかい?」

「つまり、交換条件ということですか」

「素晴らしい! 話が分かる若人は嫌いじゃないよ。

 それでは、君のホタ……じゃなくて、欲しいものは何かな?」

「ホタル茸です」

「おお! なんと! 1つだけちょうど持ち合わせがあった」

 老人が差し出したのは、ぼんやりと緑色に光る茸だった。

「見つけるのに苦労したんだよ。有効活用しておくれ」

「もちろんです。ありがとうございました」

「ちょ、ちょっと待ちなさい」

 立ち去ろうとするぼくを、“老人”は強い握力で引き留めた。

「話が違うじゃないか。君の持ってる袋をワシにくれ」

「交換条件を呑むとは言ってないです」

「なっ! ひ、卑怯じゃないか。年寄りをバカにするのか!」

「年寄りにしては、腕の力がすごいですね」

 老人はビクッと身を震わせた。

「すべてぼくに預けてもらえれば、キノコ料理の恩恵があなたに巡ってきますよ。必ず」

「う、うるさい! 手伝ったんだから分け前は欲しいんだ!」

 ホタル茸を取り返そうと、老人はぼくの腕を離さない。

 「いいから返しなさい」「返しません」「返せ」の応酬。

 しかしこのせめぎ合いの終点に気づいた時にはすでに遅く、「あッ」という掛け声でホタル茸は千切れてしまった。2人を包む妙な沈黙。交わらない視線。

 ぼくらは揃って帰路についた。

 

 森を抜け、渓谷を過ぎようとする頃には日が落ちていた。

「若者よ、哀れな老人を背負ってくれても良いのだぞ」

「もう少し歩けば町だから、頑張ろうよ」

 諦めたように、老人はさっさと歩を進める。

お互いに悔しさやら複雑な気持ちを噛みしめている。その時。

「ちょっと、お2人さん。それ、持ってるの何かな」

 背後の声に振り返ると、そこには数日前に顔を合わせたばかりの“彼ら”がいた。

 

「お2人とも、頭に葉っぱがついていますよ」

 夕食を持ってきたクレムに言われ、初めて気がつく。お互いに他のことで頭がいっぱいだったからだ。

「実は新メニューのことで、ホタル茸は無しにしました。

 なんとか作れる方法を考えたんですけどね。ダメでした」

 恥ずかしそうに笑う彼女。

「……じゃあ、結果オーライってことだね」

「ああ、そうだな……」

「え?」

 その晩、ぼくらは無心で食事にありついた。

 

                  ◇

 

 1時間前、渓谷で声をかけてきたのは遊撃士たちだった。食堂での喧嘩の件で出会ったボリスの姿もあった。

 あの一帯は遊撃士協会が所有する訓練場と、一般人が入れる観光エリアとが区切られているようで、ぼくらは夢中になるあまりその境界線を越えてしまっていた。

 

 そして見事、採取したキノコはすべて没収されたのだった。

 

←前話                                →次話

 

プレイ動画 ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡 序章&第1章

 

 動画はこちら

 ということで、FEの動画です。難易度マニアック・乱数成長で行きます。

 あ、先に言っときますが私はテーマソングの「だーれひーとりーとしーて しーなせはしないー」がモットーですのでふっつ~にリセットします。

 恐らく「FE」を有名にする一歩を踏み出したアイクさんが主人公をやってます。発売当時周りで全くと言っていいほど話題に上がらなくて悲しかった……。あと大学でプレイしてたら下の代の子から「その四角いの(ゲームキューブ)何ですか?」とか言われた時も割と来るものが……。

 

 初っ端、意味もなくボーレに体当たりしてるのは専用会話が見たかったんですが、あれ、マニアックだと無いんですね……。結構好きなんですけど……。

 

 序章はまあ、チュートリアルですね。GBAに入ってから徐々に初心者に優しい仕様になり、封印の別枠チュートリアル→そもそもチュートリアルの烈火リン編→蒼炎(ノーマル)序章とこう、スーッと入るようになりましたね。

 ボーレ、こんだけ出番早いんだからFEHにも出してあげたらいいのに……。ちなみに序章の人は彼以外全員出演済みです。それどころか傭兵団でハブられてるのはもう彼……だけ……?あ、まじだ。こないだシノンさんとガトちゃんが来たのでもう傭兵団で実装されてないのボーレだけですね。カワイソ。

 ……ま、まあほら!今回使ってるから!最後まで使ってるから!