クロスベルタイムズ 1204年前期 6号
【速報】 IBC 中間決算を発表
クロスベル国際銀行(IBC)は中間決算を発表、経営成績と本年度の見通しについて説明を行った。
IBCは通期でも目標を達成、総資産額はこれで11年連続で大陸一を記録した事になる。会見には同グループ取締役のマリアベル嬢も姿を見せ、今後2年はリゾート運営や導力ネットワーク技術の研究などの分野にも力を入れていくと語った。
この発表を受け各種銘柄も変動した模様だ。「今後の事業展開が気になる」(市内在住の投資家)「株価はまだ動く。ここ数日は目が離せない」(大手証券ディーラー) 各国企業からの問い合わせも相次いでおり、しばらくは反響が続きそうだ。
【政治】予算議会迫る
クロスベル自治州の財政を取り決める予算議会がまもなく開会する。本年度の焦点は、第五期都市計画にそった公共事業の発注と、建設が滞っている新市庁舎ビル(仮称)の進退となりそうだ。公共サービスの質にも直結し、市民にとっては無視できないこの予算議会。今年は如何なる結論になるだろうか。
【社会】 ミシュラムで騒ぎ?
創立記念祭・最終日の夜、ミシュラムの路上で複数の男たちが暴れているとの通報があった。大型犬などに追い回され、一部の観光客が軽傷を負ったという。警察は「目下捜査中」としているが、一週間が過ぎても進展はない模様だ。
【国際】 帝都の一流ホテルで至福のひと時を
数々の一流ホテルを展開する《ノイエ・ブラン》がこのほど帝都の一等地に最高級クラブを開く。
「皆さんにもぜひお越しいただきたい」と出資者であるクリムゾン商会の代表。クロスベルの財界人に熱いコールを送っていた。
【告知】 クロスベル観光ガイド発売決定!
当クロスベル通信社から観光客に向けたガイドブックが発売されることになった。多くの観光名所を掲載し、自治州内の魅力を余すことなくお伝えして行く。気になる発売日は? ……続報は本誌、クロスベルタイムズにて徐々に紹介予定だ。