クロスベルタイムズ 1204年前期 1号
【速報】都市計画第五期プランが発表
昨日の定例会見にて、自治州政府はクロスベル都市計画の第五期プランを発表した。ジオフロント施設の再整備や、オフィスビル建設の規制緩和、駅・空港の機能強化、導力車に関する法整備などを盛り込んだという。市の人口増加や金融センターとしての将来性を見据えた内容となった。
20年前に始まった市の都市計画は第五期に突入。今後10年の経済成長予測も合わせて発表され、 街角では既に歓迎の声が聞かれた。 「素直に嬉しいです」(露店を営む女性)「高い成長率は周辺諸国に安定をもたらすだろう」(国際エコノミスト)
経済成長と共に、周辺地域との関係が親密になることは間違いないなさそうだ。
【社会】 アリオス・マクレインまたお手柄
昨日、市内に住む少年2人がジオフロントに迷い込む事件が発生。遊撃士協会クロスベル支部に所属する、A級遊撃士アリオス・マクレイン氏によって保護され事なきを得た。
氏は市民から情報を得て現場に向かい、深層で魔獣に襲われる少年たちを間一髪で救出したとのこと。まさに《風の剣聖》の名に恥じない活躍を見せた。
◆問われるずさんな管理体制◆
20年前に開始され、第五期を迎えた都市計画。年々目覚しい成果を上げる一方で、旧市街の開発が頓挫するなど粗も目立ってきている。今回の事件の背景にも、子供が容易に侵入できてしまった事や、施設内に徘徊する魔獣への対策の不十分さを伺い知ることができる。管理体制に問題はなかったか。政府の迅速な対応が待たれるところだ。
◆意外なゲストが登場◆
ところで、今回の事件にはゲストが登場していた。本年度よりクロスベル警察が新設した部署《特務支援課》は独自に少年達を保護すべく動いていた模様。しかし初出動は成果が上がらず、アリオス氏には「ツメが甘かったようだ」とのお言葉を賜った。警察が人気取りのため設置したと噂の特務支援課だが、今後の活躍なるか。
【レジャー】クロスベル美食探訪
宿酒場《龍老飯店》。東通りにあるその店では、共和国は東方人街出身のオーナーシェフによる、本格的な東方料理が楽しめる。市民、観光客に大人気の名物《龍老タンメン》を是非ともお試しあれ。
【社会】法律相談は《グリムウッド法律事務所》へ
西通りに法律事務所を構えるイアン弁護士は、債務整理から企業向けの相談まで一手にに引き受けている噂の人物。『熊ヒゲ先生』という名を耳にした方も多いのでは? 困った事が起きた時のため、その名前を覚えておきたい。