『ボード&カードゲームのすゝめ』
帝国には伝統的なボードゲーム、カードゲームの数々があり古くは貴族の嗜みとして、庶民の気晴らしとして愛されてきました。近年そういった文化を背景に新たな対戦式カードゲームも生まれており、本著では古今東西の代表的ゲームを紹介していきます。
【チェス】
6種類16個の駒を使って対戦する2人用のゲーム。敵のキングを追い詰める(チェックメイト)と勝利。帝国では貴族階級の教養として嗜まれたが一般でも人気は高く、帝国内や国際的なプロリーグも存在する。
【チェッカー】
縦横8マスのチェスボードを利用した、赤・黒12個の丸い駒を斜めに動かして取り合う2人用ゲーム。チェスセットに駒が付属することも多い。国際的には10マスの盤を使うルールも存在する。
【バックギャモン】
盤上に配置された15個の駒を先にゴールさせるのを競い合うゲーム。ダイスを使用するため運が左右するが、長期的な戦略も要求される。カジノの定番ゲームの一つともなっており、過去には帝国法で禁止されたことも。
【ドミノ】
ダイスの面を2つ接続したような牌のセットを使って行うゲーム。2人~4人で遊ぶこと可能で、同じ数字の目を合わせるように配置していくパズル的な面白さが特徴。様々なルールが存在するが、ドミノ倒しのような遊び方も。
【トランプ】
言わずとしれたカードゲームの代表。スペード・ダイヤ・クラブ・ハートの13種52枚のカードを1セットとして様々なルールで競うことが出来る。代表的なものはポーカー、ブリッジ、ブラックジャック、魔女抜き(ババ抜きとも)など多数。神経衰弱やトランプタワーなどの遊び方も。
【ブレード】
ジュライ地方で考案されたという対戦式カードゲーム。武器をモチーフにした数字付きの手札を僅差で上回らせながら出し合うため“刃(ブレード)”の名前が付けられたという。後にルールを拡張したブレード2に発展した。
【VM(ヴァンテ―ジマスターズ)】
帝国西部が発祥という対戦型戦術カードゲーム。ネイティアルと呼ばれる地・水・火・天の精霊カードを召喚・使役することで互いのマスターカードの体力点を削り合う。近年ルールやカードの種類が整備され、更なる発展が見込まれる。