帝国時報 第7号(1204/8/30)
【特集】西ゼムリア通商会議
西ゼムリア通商会議がいよいよ開催される。史上初の国際会談として注目が集まる今回の会議。関係者が続々と現地入りするクロスベルから記者がお伝えする。
◆4ヶ国の顔ぶれは◆
出席者はいずれも各国の最重要人物ばかりだ。我が帝国からは陛下の名代としてオリヴァルト皇子殿下とオズボーン宰相閣下。共和国からは政府代表ロックスミス大統領。北のレミフェリア公国からは国家元首アルバート大公が見え、南のリベール王国からもクローディア王太女がご出席される予定だ。
◆噂の会場《オルキスタワー》◆
会議の会場は完成したばかりの超高層ビル《オルキスタワー》だ。ルーレのRF本社ビルを抜き、大陸最高となる地上250アージュ、40階建ての最新鋭ビルは“頂上が見えない!”ともっぱらの噂。開会式にて正式にお披露目されるという。
◆会議の行方は◆
西ゼムリアの首脳が一堂に会する今回の会議、果たしてどのような議論が交わされるのか。「予想は難しい。そもそも帝国政府代表と共和国大統領が会談を持つこと自体が史上初」(元外交官) 今後の国際情勢を左右するのは間違いなさそうだ。政治・外交・経済の専門家が固唾を吞んで見守っている。
【経済】ノルティア州で増税が告知
ラマール・クロイツェン両州に続き、北部ノルティア州でも大規模な増税が行われる模様。近年例にない重税であるため、各所からは非難の声が上がっている。
また州都ルーレに本拠を置くRF社も増税問題に初めて言及。帝国経済を減速させる可能性があるとして、領主ログナー家に意見書を提出したという。
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