帝国時報 1204年前期 第3号(1204/6/15)
【経済】RFTF、一般公開始まる
2年に一度、RF社の新製品が一斉に披露されるReinford Trade Fair(RFTF)。本年度より一般客にも公開されるとあって、現地ルーレの街は見物客で溢れている。
◆最新鋭の製品がお目見え◆
導力コンロから銃器まで揃う、世界最大の導力製品見本市として知られるRFTF。今年は導力車の新ラインナップから飛行艇、新型戦術導力器、更には導力洗濯機なるものまで登場。大陸中から取材が殺到していた。
◆イリーナ会長の会見◆
会見にてRFグループのイリーナ会長は、今年を新たなる躍進の年として位置づけると宣言。「大陸全土を見渡せば、我々は圧倒的であるとは言えない」「国際的イニシアチブを取る」。
これは会長肝いりで新設された部門、第四開発部の先端研究が製品として結実しつつある状況を受けてのものと思われる。会場の第四開発部コーナーでは、準帝国性の導力ネットワーク端末や新型戦術導力器(通称ARCUS)、また導力杖と呼ばれる個人兵装などが展示されていた。
【文化】《紺碧の海都》にあの方がお目見え
今年のオルディスの夏至祭は、一層粋な催しとなりそうだ。宮廷報道官の発表によると、今年はオリヴァルト皇子殿下がオルディスの夏至祭に出席される予定とのこと。風流人で知られる殿下だけに関係者は期待を高めている。また「革新派と貴族派の対立緩和という狙いもあるのでは」(宮廷関係者)
【国際】クロスベル州市長選、決着
東部クロスベル州で行われた市長選でディーター・クロイス氏が当選した。IBC(クロスベル国際銀行)総裁として知られる氏だが、職は辞せず、総裁職と兼任するという。敏腕銀行家である同氏だけにクロスベルの一層の経済発展が期待される。
【名店探訪】レストラン《ソルシエラ》
美しいバリアハートの中央広場に面した高級レストラン《ソルシエラ》。オーナーシェフによる絶品料理を出すことで知られる名店だ。記者も「ジュエルポタージュ」(640ミラ)に感動! なおクロイツェン州では大規模な増税が行われたが、客入りに大きな変化はないとの事。
【広告】乗馬クラブ《ナインツ》
夏至賞迫る。諸君らも熱きレースを見届けよ!
※クラブ会員の方には特別観戦席がございます。詳しくは事務局まで。